糸リフトの危険性や副作用について、失敗事例も併せてご紹介します。

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糸リフトのリスク・危険性は?

糸リフトのリスクを考える

糸を使ってフェイスラインを引き上げる糸リフトは、メスを使用しないリフトアップ法として人気を集めています。
顔のたるみやシワなどの改善に効果的ですが、直接顔に糸を入れる施術ということもあり、不安を感じてしまう方も多いかと思います。

そこでこちらでは、実際に起きた失敗事例や糸リフトの危険性、副作用についてご紹介しています。
施術を受けた後に後悔しないよう、起こりうるリスクも頭に入れておきましょう。

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施術が失敗したらどうなるの?

失敗のリスクをチェック

では、実際過去に起きた失敗事例をみてみましょう。

■失敗事例1  左右差

症状 仕上がりに左右差が出てしまう
原因
  • 元々の皮膚のたるみ具合が左右で違っていたため

  • 糸を挿入する位置が適切でなかったため

  • 糸を引き上げる強さ、角度が左右非対称であったため

■失敗事例2  糸が透ける

症状 施術後、皮膚の外側から糸が透けて見えてしまう
原因 糸を挿入する位置が浅すぎたため
※皮膚が薄い方や肌の色が白い方は、適切に施術を行っても糸が透けてしまう場合があります。

■失敗事例3  肌がでこぼこに

症状 肌の表面に膨らんでいる部分とくぼんでいる部分ができてしまう
原因
  • 糸のコグ(とげ)が一部分にのみ深く刺さっていたため

  • 肌に入っている糸がずれることでバランスが崩れてしまったため

■失敗事例4  糸が出てくる

症状 施術時に糸を挿入した部分や鼻、目などから糸が飛び出してしまう
原因 糸がしっかり固定されていなかったため
※体質により身体が拒否反応を起こし、糸が皮膚の外側へ押し出されてしまうという場合もあります。

症状によっては、無料でやり直してもらえることもあります。
施術後、少しでも違和感がある場合は一度、施術を受けたクリニックに相談してみると良いでしょう。

どのような危険性があるの?

カウンセリングで危険性について確認

メスを使用しない分、“手軽に受けやすい”と言われている糸リフトですが、危険性がないわけではありません。
どのようなリスクがあるのかを見てみましょう。

感染症のリスク

溶けない糸で施術を行った場合、皮膚の中に残っている糸が原因で感染症にかかってしまう危険性があります。
その場合、体内に入っている糸を取り除かなければなりません。
取り除く際には、切開し組織の中に入り込んでしまった糸を引き剥がさなければならないため、顔に傷跡が残ってしまう可能性があります。

抜け毛のリスク

術後、一気に、もしくは徐々に髪が抜けてしまう可能性があります。
糸を固定する際に毛根の一部を切ってしまったり、挿入口の周りに血行障害がおきてしまったりすることが原因とされています。

糸リフトは、一度施術してしまうとやり直しがとても難しいと言われています。
施術を受ける前に、リスクも考慮しながら検討することが大切です。

どのような副作用があるの?

糸リフトには、以下のような副作用があります。

顔のひきつれ

糸リフトの中でもっとも多い症状が、顔のひきつれ。
たるんでいた皮膚を引き上げたことにより、「違和感がある」と感じてしまうようです。
個人差はありますが、表情が不自然になったり、口が開きにくくなったりしてしまうことがあります。

内出血・腫れ

太い糸を血管・神経が多い部分へ挿入する施術の場合、ダウンタイムが長引いてしまうことがあります。
また、麻酔の量が多いと腫れが酷くなる可能性があるので、注意が必要です。
早い方であれ2~3日ほど、平均だと1ヶ月ほどで症状が落ち着いてくることが多いようです。
症状が酷かったり、あまりにも長引いたりする場合は、施術を受けたクリニックに相談してみましょう。

まとめ

糸リフトの危険性を認識する人

糸リフトは医師の腕次第でとても大きなリフトアップ効果を得ることができます。
しかし、必ずしもすべての施術が成功するわけではありません。

危険性や副作用を理解した上で、どのクリニックを選ぶのか、どの糸で施術を行うのかなど、しっかりと考えることが大切です。